今日はゲスト、トモ。いつも衣装が楽しみですが、今日もド派手シルバーのサランラップ状態
関内の元気娘、今日も元気です。アップテンポもいい感じですが、ラストの絞り出すようなIf I ein’t goto youは特にいい感じでした、声がかすれたところが又いい!
トモは今日も汗びっしょり元気に歌ってくれました!これがたまらないんですね。
今日の一曲は アンチェインド・メロディ(Unchained Melody)!(2)土曜の続き
この曲500種類ほどのレコードがあるそうで、しかし何といっても完成度の高さでぴか一なのはライチャスブラザーズのバージョンです。やはりこれに勝るものはないでしょう。1965年のフィル・スペクターのプロデュースで録音され、全米4位。1990年の映画「ゴースト・ニューヨークの幻」に使われリバイバルヒットしています。ライチャスブラザーズは白人2人組で本当の兄弟ではなく黒人音楽をこよなく愛する白人ボーカルデュオ、いわゆる”ブルーアイドソウル”ですが、ライブを聞いていた黒人たちから「お前たちの歌は本物のブラザーだ(黒人のようだ)」と言われる位黒っぽいという事でブラザーズを名のったという事らしいです。メンバーはビル・メドレー(超低音が出る人でレイチャールズを得意とする、ふられた気持ちの出足の声は格別です)とボビー・ハットフィールド!この人が高音担当でアンチェインドメロディはこの人のソロによる歌です。残念ながら2003年に他界しました。この人の「引き潮」のボーカルも絶品ですね。このアンチェインドメロディは旧録音と新録音がありますが古い方がオケ、歌共に素晴らしいと私は思います、なんで新しく録音しちゃったかなぁ、、それにしても又素晴らしいのがフィルスペクターのオケ!楽器やコーラスを丹念に重ねて作る独特のオーケストレーションはフィルスペクターサウンドと呼ばれ当時のポピュラーミュージックの革命でした。ジョンレノンや日本でも大滝詠一さんや山下達郎さんに多大な影響を与えています。ビートルズのレットイットビーの収集のつかなくなったテープを整理してアレンジし、発表したのもこの人でした。音楽は天才でしたが変わり者で現在は奥さんを射殺した罪で服役中だとか、、次回は歌詞について語ります。